集客~販売の基本フレームワーク (AIDMA)

こんにちは!ヤギハシワードプレス講座の八木橋まさあきです。

ブログを書いたり、SNSで発信したり、LPを作ったりしているのに、問い合わせや申し込みにつながらない。

そんなときは、「お客さんが、どの段階で止まっているのか」を考えてみてください。

そもそも商品を知らないのか。知っているけれど興味がないのか。興味はあるけれど、申し込む理由が見つからないのか。

段階によって、伝えるべき情報は変わります。

その整理に役立つのが、集客から販売までを考える基本フレームワーク「AIDMA(アイドマ)」です。

今回は、AIDMAの意味と、ブログ・SNS・LPでの活用方法を、具体例とともに解説します。

1.AIDMAとは?購入までの気持ちを5段階で考える

AIDMAの全体像

AIDMAは、商品やサービスを知ってから、購入などの行動に至るまでの過程を整理するモデルです。

次の5つの言葉の頭文字を取っています。

段階 意味 お客さんの気持ちの例
Attention 注意 「こんな商品があるんだ」
Interest 興味 「自分に関係がありそう」
Desire 欲求 「使ってみたい、学んでみたい」
Memory 記憶 「必要になったら思い出そう」
Action 行動 「購入しよう、申し込もう」

基本の流れは、注意 → 興味 → 欲求 → 記憶 → 行動です。参考:電通総研の解説

ただし、すべての人が必ずこの順番で進むわけではありません。

インターネットでは、検索して比較したり、口コミを確認したり、一度離れてから戻ってきたりすることもあります。

AIDMAは、お客さんの行動を決めつけるためではなく、「今の相手に、どんな情報が必要か」を考えるための整理の枠組みとして使いましょう。

たとえば、初心者向けのWordPress講座なら、まだ講座を知らない人に届ける情報と、すでに受講を検討している人に届ける情報は異なります。

まずは、この違いを意識することが大切です。

2.AttentionとInterest――気づいてもらい、興味につなげる

AttentionとInterest | 注意から興味へ

元記事でもお伝えしているとおり、WEB集客の入口は「いかにAttention(注意)を集めるか」です。

商品やサービスがどれだけ役立つものでも、その存在に気づいてもらえなければ、検討してもらう機会が生まれません。

Attention:読者が気づくきっかけを作る

ブログのタイトル、SNSの投稿冒頭、広告の画像、LPの最初の画面。これらは、読者が内容に気づくきっかけになります。

ここで考えたいのは、「誰の、どんな困りごとに呼びかけるのか」です。

たとえば、WordPress初心者に向けた発信なら、次のような見出しが考えられます。

自分のお店のホームページを作りたい方へ。まず整理したい3つの情報。

対象者と扱う内容がわかるため、読者が自分との関係を判断しやすくなります。

Interest:続きを読みたくなる理由を伝える

気づいてもらえたら、次は「自分に役立ちそう」と感じてもらう段階です。

見出しに続けて、読者が困っている場面や、記事でわかることを具体的に伝えます。

営業時間、アクセス、問い合わせ先。必要な情報を整理すると、ホームページに何を載せるか考えやすくなります。

このように、見出しと本文をつなげましょう。

目立つ言葉や画像を使う場合も、内容との一致が大切です。見出しで期待した情報が本文にあれば、読者は続きを検討しやすくなります。

反応が鈍くなったときは、対象者の悩みや質問を振り返り、伝え方を見直してみてください。目新しさだけでなく、読者との関係が伝わる切り口を探すことが大切です。

3.Desire――利用後の変化を具体的に伝える

Desire | 利用後の変化を伝える

「興味がある」と「申し込みたい」の間には、もう一段階あります。

Desireは、商品やサービスを利用したいと思う段階です。

ここでは、機能や内容の説明に加えて、「それが自分にどう役立つのか」を想像できるようにします。

たとえば、講座の説明に「動画教材があります」と書くだけでは、読者は使い方まで思い浮かべられないかもしれません。

そこで、次のように利用場面を添えます。

操作画面を見ながら進められ、わからない部分は繰り返し確認できます。

同じように、テンプレートがあるなら「構成を考える出発点として使える」、質問対応があるなら「作業中につまずいた点を相談できる」と説明できます。

※これらは説明例です。実際に提供している内容に合わせて記載してください。

また、検討中の人には、具体的な判断材料も必要です。

  • 学べる内容や提供範囲
  • 制作例や教材の一部
  • 対象となる人、必要な準備
  • 料金とサポート内容
  • 実際のお客様の声

お客様の声は、掲載許可を得た実際の内容を使いましょう。

利用後の変化は、提供内容に基づいて説明します。「必ず売れる」といった約束ではなく、何を学べるのか、どこまで対応するのかを示すことで、読者が自分に合うか判断しやすくなります。

4.Memory――必要なときに思い出してもらう

Memory | 必要なときに思い出してもらう

商品に興味を持っても、その場ですぐ購入するとは限りません。

「今は忙しい」「予算を考えたい」「別の商品とも比べたい」。そんな理由で、検討を続ける人もいます。

Memoryは、商品やサービスを覚えてもらい、必要になったときに思い出してもらう段階です。

ここで見直したいのは、発信の一貫性です。

ブログでは初心者向けと説明しているのに、LPでは対象者がわからない。投稿ごとにサービス名や説明が変わる。これでは、同じサービスだと認識しにくくなります。

次の内容をそろえておきましょう。

  • サービス名と基本の説明
  • 誰に向けたサービスか
  • 提供する価値や得意分野
  • ロゴ、配色、画像の雰囲気
  • 詳細を確認できるページへの案内

また、ブログの関連記事や、希望者向けのメール案内などで、継続して役立つ情報を届ける方法もあります。

たとえば、WordPress講座なら、ページづくりの準備、画像の扱い方、公開前の確認事項などです。

同じ申し込み案内を繰り返すだけでなく、検討や実践に役立つ情報を届けましょう。

メールを使う場合は、登録時に何が届くのかを伝え、解除方法もわかりやすくしておきます。

5.Action――迷わず申し込める導線を整える

Action | 申し込みへの導線を整える

最後は、購入・問い合わせ・登録などの行動につなげる段階です。

内容に納得しても、「どこから申し込むのか」「申し込んだ後はどうなるのか」がわからなければ、手続きが止まってしまうことがあります。

そこで、次の行動を明確にしましょう。

ボタンの文言は、押した後に何ができるかを具体的に書きます。

  • 講座に申し込む
  • 制作について問い合わせる
  • 相談を予約する
  • 資料を受け取る

あわせて、料金、対応範囲、申し込み後の流れを確認できるようにしてください。

入力フォームも、実際に使ってみることが大切です。スマートフォンで文字が読めるか、入力しやすいか、送信後の案内が表示されるかまで確認します。

LPの役割については、WEB集客の成否を左右する構成要素がLPなのです。も参考にしてみてください。

AIDMAを使って見直すときは、次の5つの問いが役立ちます。

  1. 注意:必要としている人に、存在を知ってもらえているか
  2. 興味:自分に関係がある内容だと伝わっているか
  3. 欲求:利用する価値と判断材料が示されているか
  4. 記憶:必要なときに思い出し、再び確認できるか
  5. 行動:次の手続きが明確で、進めやすいか

まずは、自分のブログやLPを初めて見る人のつもりで読み直してみてください。

最初の見出しから、提供内容の説明、申し込みボタンまで、情報が自然につながっているでしょうか。

AIDMAを手がかりに、足りない情報や迷いやすい場所を見つけ、一つずつ整えていきましょう。

以上、八木橋まさあきでした