「ランディングページ(LP)はSEOが必要ないんですか?」という質問をよく耳にします。
確かに、LPは主にLPO(ランディングページ最適化)を通じて成果を上げるためのものですが、
SEOが不要かというと、そうではありません。
まず、SEOとLPOについて、それぞれの役割を簡単に説明します。
SEOって何?
SEO(検索エンジン最適化)は、あなたのWebページをGoogleやYahooなどの検索エンジンで上位に表示させるための技術です。
人々が検索したときに、あなたのページが目立つ位置に来るようにすることで、サイトへのアクセス数を増やすことができます。
例えば、あなたが「負担の少ないダイエット方法」と検索したとしましょう。
検索結果にたくさんのページが表示されますが、多くの人は一番上に出てくるページをクリックしますよね。
この「一番上に表示されるために工夫すること」がSEOです。
LPOって何?
一方、LPO(ランディングページ最適化)は、
ランディングページに訪れた人に「行動を起こしてもらう」ための最適化です。
たとえば、商品を買ってもらったり、問い合わせをしてもらったりすることが目的です。
SEOが検索エンジンでの露出を増やすのに対して、
LPOは、ページに来た人が最終的に「購入」や「申し込み」をするまでの流れを整えることです。
広告費が掛けられれば、SEOは不要。
広告費が掛けられる資金のあるクライアント(依頼主)がいる場合などには、
SEOで検索で上位表示させるテクニックは不要です。
なぜならば、SEOをしなくても、Google広告やFacebook広告などで、常に1位を取れるからです。
情報ビジネスで自社でLPを作る場合も、資金がある場合には、SEOを掛ける必要はありません。
ただし、LPでもSEOを余分に掛けておけば、一石二鳥。
「固定ページだからSEOは必要ないの?」と考える人もいるかもしれません。
でも実際には、ランディングページにもSEOは大切です。
理由はシンプルで、広告費を掛けてオーディエンス(リスト)を集めるだけなく、
サイトのトップページ(HOME)などに表示させておけば、
広告費を掛けずに無料でのクリックも見込めるから一石二鳥です。
LPO + SEOの理想的な流れ
1. 広告費を掛けて人を集める: Google広告やFacebook広告などで1位に表示させて、ランディングページに多くの人を集めます。
2. LPOで行動を促す: ページに来た人に「購入」や「問い合わせ」といった行動を起こしてもらうよう、ページの構成やデザインを最適化します。
3. SEOで余分にクリックさせる: サイトのトップページ(HOME)などに表示させて、無料でのクリックを余分に誘う。
この流れが、ランディングページで成功を収めるための理想的なステップです。
固定ページだからSEOは不要ではない
固定ページであっても、SEO対策を行うことは非常に重要です。
ランディングページは一度作って終わりではなく、定期的に見直しをして、
検索エンジンからの流入を増やすための工夫が必要です。
固定ページだからといって、SEOが無意味になるわけではありません。
例えば、あなたが新しい商品を販売する際、
その商品に関連するキーワードをページ内に盛り込んでおけば、
検索エンジンでそのキーワードが検索されたときに、あなたのページが見つかりやすくなります。
最後に
ランディングページは、LPOだけではなくSEOも重要な要素です。
広告で人を集め、LPOでその人たちに行動を促す。SEOを余分に掛けておく。
この3つが組み合わさることで、ランディングページの効果を最大限に引き出すことができます。
ページの構成やデザインにこだわるだけでなく、検索エンジン対策も忘れずに行いましょう!