KGIとは、「Key Goal Indicator」のアルファベットの頭文字を取った略語で、
ビジネスの最終目標を数量や数値で明確に表し、評価するための指標です。
「重要目標達成指標」とも呼ばれ、具体的には売上高や成約数、利益率などが当てはまります。
一方、KPIとは「Key Performance Indicator」の略であり、KGIを達成するための
各プロセスが適切に実施されているかどうかを数字で評価するための指標です。
KPIを「Key Point(キーポイント)」と捉えても、分かりやすいですよね。
つまり、ものさしの目盛りの点であり、数値化できるのです。
マーケティングにおけるKPIとKGIを理解するために、
階段を登るゴルフコースに例えてみましょう。
階段の底辺の横の線がKPIで、ゴルフコースとして表現されます。
ゴールはボールが入るホールで、KGIの穴です。
そこには、KGIのポールと旗が立っています。
KPIのゴルフコースをクリアしても、KGIの穴にボールが入っても、
新しいKPIのゴルフコースが始まります。
そのため、KPIのコースとKGIのゴールを交互に達成していくことで、
最終的に大きなKGIのゴールを達成できるのです。
例えば、KPIが「ウェブサイトのPV(ページビュー)数の増加」だった場合、
ウェブサイトの広告展開やSEO対策などが必要になります。
そして、KGIのゴールが「ウェブサイトの売上アップ」であれば、
PV数を増やしたことが売上に繋がっているかどうかを確認する必要があります。
KPIとKGIを階段を登るゴルフコースに例えることで、目的や目標を明確化し、
それぞれの達成に必要なアクションを理解できます。
また、KPIとKGIを分けず、同じ目標として捉え、長期的な視点で取り組むことが大切です。
KPIとKGIは、マーケティングだけでなく、ビジネス全般において重要な指標となります。
ゴルフコースでの例え方を通じて、より分かりやすく理解できるようになりましたね。